「源氏絵と伊勢絵」展を見て参りました [美術館・博物館・展覧会スイーツ&イベント]
出光美術館で開催されいえる「源氏絵と伊勢絵」~描かれた恋物語という展覧会を見て参りました。
「桃山時代に源氏絵をリードした絵師・土佐光吉(1539~1613)の没後400年にあたり、光吉とその時代の
源氏絵を、源氏絵に近接する物語絵画、とりわけ伊勢絵との比較によってとらえなおす」展覧会です。
掛け軸、手鑑、屏風にきらびやかな源氏絵巻が再現されて、どれもこれも豪華絢爛。
うっとりしながら源氏物語を思い出しつつ、きらびやかな絵をたくさん観て心が豊かになった気分でした。
屏風や手鑑の中に、若紫、空蝉、明石、末摘花などなどの絵をみつけると、
あああ~と頭の中で必死に物語を思い出す。知ってる話だと優雅な絵にいっそうトキメク。
難しいこと抜きに楽しんできました。以下はお土産に購入した源氏物語のポストカード。
プレーボーイで有名な源氏の君は、空蝉になかなか相手にされない。
女の意地とプライドをかけた駆け引きに、どっちに肩入れするか悩む話です、個人的に。
儚い恋の物語です。
こちらはいっそう儚い秘めた忍ぶ恋の物語。
空蝉との儚い恋に敗れたあと、まだ若かった源氏の君が出会った夕顔だが、あっけなく息絶える。
忘れ形見があると知り、せめて引き取りたいと願うが叶わなかった。忘れ形見はのちの玉鬘。
乳母に伴われて筑後に下国し、美しく成長する。美しすぎて求婚者が多すぎて・・・都に逃げてくる。
あの夕顔の忘れ形見の人。ず~っと探していたことから、源氏の君が面倒を見ることになる。娘として。
都に帰っても求婚者はますます増える。その整理をしていた源氏に君は、かつての忘れ形見が美しく
成長したことに、ただならぬ思いを抱く。男って・・・源氏の君って・・・は~
お土産にと買ってきた4枚のポストカードが、実はよくよく見てみたら、偶然にも物語がつながっていた。
あんなに何枚もあったのに・・・こわぃ!!
なんだか改めて源氏物語が読みたくなりました。マンガでもいいかな。
みやびな恋の物語にどっぷり浸って、現実逃避したいな・・・そんな風に思えるきれいな展覧会でした。
イベント情報
◆源氏絵と伊勢絵~描かれた恋物語 ⇒みどころはこちらです
◆入場料:1,000円
◆開催期間:2013/04/06~05/19
◆開催場所:出光美術館 ⇒HPはこちらです
◆であった日:2013/04/中旬
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見て参りましたという言葉がぴったりの雅な展覧会ですね。
いま、HPも読みました。光源氏と在原業平を比較したりもしてるんですね。
そして、業平つながりで、季節の八ッ橋図屏風を展示。この季節はやはり杜若図に
ひかれます。チョコロさんの空蝉→夕顔→玉蔓→胡蝶と続けて行く儚い恋の
ストーリー展開を面白く読みました。お気に入りの4枚で綴る物語でしたね。(拍手)
by TaekoLovesParis (2013-05-03 01:24)
素敵な展覧会ですね!!
国語の中でもわりと古文が好きだったので、源氏物語には
すごく興味があります♪
でもちゃんと読んだのは、漫画の「あさきゆめみし」だけだったり(^_^;)
いつか小説としても読んでみたいなぁ。。
雅なひととき、大事ですね(*^^*)
by ちゃるこ (2013-05-04 00:20)
皆さま nice!&ご訪問ありがとうございます。
◆Taekoさん
やはりきれいなものを見ることは、心が豊かになりますね。
とても楽しくいいもの観た~と実感しました。光源氏のモデル、在原業平を登場させるあたり
面白かったです。
いつの時代も心惹かれる源氏物語ってすごい力ですよ。エピソードの多さも魅力のひとつですかね。
◆ちゃるこさん
私も古典好きでした。日本最古の長編ラブストーリーですもんね。
大人になってから小説を読むと、少し感じ方も違うかな?小説で読みたくなりますね。
雅なひととき、心が潤いますよ~女子力アップするかしら?
by チョコローズ (2013-05-06 08:31)