クリスチャン･コンスタンのボンボンショコラ

雑誌やクチコミで知って気になっていたお店。クリスチャン･コンスタン パリ 銀座店。
あのソニア・リキエル氏が大絶賛し、多くのセレブを虜にして愛されている高級ショコラの代名詞。
日本の百貨店に２０年以上前から出店を進められても断り続けてきたが
ついにとうとう、２００８年の夏、銀座の地にひっそりと居を構えオープンさせていた。 

まずお店の入り口から驚かされました。ここがチョコレートのお店？ブティック？ジュエリー？

斬新で高級感あふれる入り口。勇気を出して１歩中に入れば、キラキラとラグジュアリーな
雰囲気の漂うまばゆい店内にお行儀良く並ぶボンボンショコラやコンフィチュール。
間口が狭く、細長いお店ですが光り輝く宝石箱のようなお店でした。

タブレットと呼ばれる１枚２２００円の高級板チョコがありますが、まずはお味見と称して
ボンボンショコラをいつものように５個チョイス。
右上からアラバカルダモン？、イエメン産ジャスミンとグリーンティー、ピスタチオ
左上がアールグレー、最後が。。。何とかキャラル？だかなんだ思い出せないよ～
今回はミルク系のショコラはなく全てスイートチョコなので、チョコ本来の味わいを堪能。

◆カルダモン・・・だと思う。違うかもしれない。
　　中身のプラリネに強い特徴がないのか、カカオとの相性が良いのか
　　ダイレクトにショコラの味わいを存分に堪能できた、これぞボンボンショコラの味。

◆イエメン産ジャスミンとグリーンティー
　　ジャスミン嫌いの私が感動した一品。口の中でとけ、時間差でジャスミンの香りが
　　ふわっと鼻に抜けていく心地よいショコラ。残念ながら私には緑茶の存在を確認できず！

◆ピスタチオ
　　お店１番人気のショコラだそうです。
　　最初にピスタチオの手前でナイフを入れ、ボンボンそのものを味わうと、ピスタチオの
　　存在感を存分に感じられたが、次にピスタチオの実も一緒に食べてみると
　　ナッツ系独特の食感が先ほどと違った味わいで全く別物に感じられ、２度おいしかった。

◆アールグレー
　　上品なアールグレーの香りとチョコの苦味がケンカせず上手に共存するベストカップル。
　　紅茶が強すぎてチョコが消えてしまうのでは意味がないが、
　　とんでもなく引き立てあっている。これなら紅茶もおいしいと改めて思えたボンボンです。

◆名前忘れました～キャラメルだと思う
　　今回の中では１番甘い。苦味の向こうにキャラメルの甘さを確認。
　　なめらかでクセがなく、コーヒーにミルクを加えてもう半分を食べてみるとまろやか。

狭いお店ながら、ディスプレイがとても美しい。

薔薇の下にある透明なＢＯＸには、果物の濃縮ゼリーのパート・ド・フルュイとキャラメリゼ。
優しくおきれいな店員さんのご好意で、果実ジュレをひとつ試食させていただきました。
かんだ瞬間、その大きさからは想像もできないほどのジュワ～ッとした甘みが口の中を襲う。

何の味だろう・・・葡萄みたいだけど、ものすごく濃い。溢れんばかりのジューシーさです。
答え合わせをすると、なんとビルベリーでした！！
話には聞いたことはあるけど、当然食べたことのない私にはかなりの衝撃。
だってビルベリーといえば希少価値の高い幻のブルーベリー。
ブルーベーリーの原種に近く山に自生し、アントシアニンやポリフェノールは２０倍以上とか。
いや～おいしい。

お話しながら試食も出来て、外観からは想像できないほどとてもアットホームはショップでした。

スイーツ情報
　　◆ボンボンショコラ
　　◆価格：各３８９円
　　◆であった日：2009/01/24　購入日2009/01/23

お店情報　クリスチャン・コンスタン パリ 銀座店

　

おもたせメモ
　　かなりの高級ショコラです。一粒３７０円。板チョコが１枚２２００円。
　　ジェリーが一番小さくて２８００円。その他にキャラメル、コンフィチュールとありますが
　　どれもそこそこの価格。
　　高級だからおいしい、と誰でも思うものではない。
　　味のわからない人に差し上げても感動は薄いと思います。もったいないです。
　　プレゼントするならチョコ好きな人差し上げて欲しい。
　　チョコ意外なら味は間違いないと思うので、大丈夫かも。完全にご褒美チョコだと思います。

パリのお店ではクチコミでチョコ通の日本人も通うとか。
ケーキやアイスも食べたれるカフェまであるなんて、羨ましいです。やっぱりパリだわ～
私の”パリで行ってみたいショコラティエ”リストに、またひとつ加わりました