にし茶屋街と武家屋敷とコーヒーに合う和菓子 金沢旅行記④

金沢旅行2日目の朝。にし茶屋街、武家屋敷方面を巡ることに。
順番は前後しますが、ひとまずにし茶屋街の全貌を紹介しましょう。

にし茶屋街

前日のひがし茶屋街。すごい人だかりの中、お店を探して楽しい街歩きでした。
今日はにし茶屋街！と期待して行ったら、あら驚き。こ、これだけなの？
写真1枚に収まるくらいの、片側に並んだほんの100ｍほどの通りでした。
しかもよく見れば新しい建物みたいです。う～んびっくりした。

とその前に、近くにある落雁専門店の老舗「諸江屋」に立ち寄りました。

諸江屋の塩どら焼き

諸江屋さんは以前職場の方に「金沢でおすすめのお菓子屋さんは？」と聞いたとき
こちらが良いと紹介されて、本店にぜひとも行ってみたいと思ってました。
その後、東京駅近くの「KITTE」に出店し、東京でも買えるようになりました。
早々に出かけた記事を過去アップしています。

本店以外にはにし茶屋街、その近くに茶房、駅ビルにもお店が入っていますが
本店には可愛いパッケージに入った落雁があり、
休暇中のお仕事をサポートしてくれている同僚のお土産に購入しました。
ついでに自分用に、塩どら焼きを買いました。

能登塩と米粉を使用したどら焼きは、もっちもちの食感。
求肥？と思ったほどですが、なかなかいけます。
諸江屋さんには落雁しかないのかと思ったら・・・どら焼きも美味しいな。

さて、にし茶屋街を後にして武家屋敷方面を目指しました。

　　

広いバス通りから裏通りに入り、しばらく進むと次第に道が細くなり、
武家屋敷が現れました。兼六園の待つだけでなく、街並みも冬支度です。
「薦掛け」と言って雪から土塀を守るもので、冬の風物詩だそうです。

思ったより武家屋敷の範囲は広く、細い路地、広めの道とふらふら。
武家屋敷の中に突然現代風のきれいな和菓子屋さんをみつけました。
お土産でも、と中をのぞくと、お店の奥が喫茶コーナーになっていました。
武家屋敷の敷地内に立っているので、お店の裏側は純和風な風景でした。

窓越しの紅葉

12月初め。まだ残っていた紅葉が、窓越しに光を通してきれいでした。
お店の方に
　12月と言ったら吹雪いてるか曇っている日がほとんどで、まず晴れない。
　ましてや2日も続けて天気が良く、しかもこんな快晴の日は本当に珍しい。
と聞きました。自分の晴れ女っぷりにますます自信がつきました！

コーヒーと合うお菓子

そんな趣ある景色を眺めながら頂いたコーヒーです。
お供にコーヒーと合うきな粉のお菓子がひとつ。本当に美味しかった。
すっかりお味見しちゃったので、お土産のご購入！

　　
「地の香」と「もりの音」

コーヒーに合うお菓子は「きな粉」のお菓子。小粒で素朴な味わいの「地の香」。
きな粉を水あめで練り、マカダミアナッツを混ぜ、和三盆糖で甘味をつけたもの。
これでコーヒーに合うって不思議でしょう？合うんですよ。

もうひとつ「もりの音」は寒天に果汁を加え、砂糖で固めたお菓子。
昔ながらのお菓子なのかもしれないけど、パッケージがスタイリッシュでいい。
おや、配るのに便利そうなお菓子だな・・・

もうすぐランチが控えているのに、すっかりコーヒーブレイク。
でもいいお土産も手にできて、ラッキーでした。

スイーツ情報
　　◆落雁 諸江屋　→HPはこちらです
　　◆塩どら焼き　価格：150円＋税
　　◆住所：石川県金沢市野町1‐3‐59
　　◆電話番号：076-245-2854
　　◆営業時間：09:00～19:00

諸江屋

スイーツ情報
　　◆茶菓工房たろう　→ＨＰはこちらです
　　◆もりの音（13粒）：330円＋税、地の香（７粒）：330円＋税
　　◆住所：石川県金沢市長町1-3-32（長町･武家屋敷 野村家横）
　　◆電話番号：076-223-2838
　　◆営業時間：08:30～17:30