マダムセツコの季節の花チョコレート

マダムセツコは２０１１年１０月、「セゾン ド セツコ」としてリモデル？したそうです。
2011年度のサロン・ド・ショコラにも出店した模様。
日本の四季をテーマに創作スイーツを作るがコンセプトのようです。HPはこちらです。

                       

世界中のショコラティエが参戦するチョコレートの祭典、サロン･ド･ショコラ。
今やそこでの評価は自分の力を試すだけでなく、世界が注目する場であるため
その後の成功に大きく影響する、ものすごい一大イベントになっていますね。

そこに初参戦し、いきなり準グランプリを勝ち取ったのがマダムセツコ。
どんなマダムがあの可憐で美しい花のチョコを作るのか？と思いきや、その実態は・・・
メリーチョコレートがサロン･ド･ショコラに参戦するために新しく展開した高級チョコブランドでした。
ゆえに独立したショコラティエはなく、住所はメリーの中。

しかしその実力と評価は素晴らしいもの。2002年の初参加は準グランプリ。
2005年には特別栄誉賞、2007、2008年と2年連続で国際優秀賞を受賞とすごい。

季節の花チョコレートはパリで大絶賛されたオリジナルチョコ。
花のイメージにあわせた洋酒を使ったガナッシュクリームを包み、見た目にもおいしい。

今回は6種類。左上からチューリップ、すみれ、梅、あやめ、フリージア、ばら。
この花チョコレートは定番の（薔薇、すずらん、あやめ、まーがれっと、うめ、すみれ）と
12ヶ月の季節の花をイメージしたチョコがあります。

◆ちゅーりっぷ（3月）：花言葉「愛の告白」
　　アマレット(アーモンドリキュール)風味のミルクガナッシュで甘くてやさしい。
　　今回の中では一番甘い。クリーミーで食べやすい。

◆すみれ(通年)：花言葉「純潔」
　　コニャック風味のビターガナッシュ。白っぽい色はホワイトチョコではなく、ハイミルクチョコ。
　　ハイミルクチョコの甘さとコニャック風味のガナッシュのお酒っぽい感じがたまらない。

◆うめ(通年)花言葉「高潔、忠実」
　　梅の風味のビターガナッシュをスイートチョコで包む。
　　ちょっと酸っぱい感じが、あ～梅だとわかるが嫌な感じはなく、結構面白い味。

◆あやめ(通年)：花言葉「よき便り」
　　赤ワインのスイートガナッシュをスイートチョコで包む。赤ワインの風味が素晴らしい。
　　ほんのり赤ワイの味を感じるが、ボンボンではないのでやさしくあと味がいつまでも残る。

◆ふりーじあ(2月)：花言葉「無邪気」
　　ラムレーズン入りミルクガナッシュ。これ結構好きです。ラムレーズンって脂っこいとか
　　お酒が効き過ぎというイメージだったけど、ほんのりラム酒の香りでさわやか。

◆ばら(通年)花言葉「愛」
　　ストロベリーピューレとホワイトガナッシュを合わせ、ブランディで風味をつけたもの。
　　でもお酒の存在は小さくて、いちごの甘さとさわやかさがブランディと溶け合って、おいしい。
　　中身がほんのりピンクで薔薇好きの私には夢のようなチョコレート。

マダムセツコのチョコはデパートやオンラインショップでお取り寄せできます。
自分へのご褒美やお土産として持っていっても喜ばれると思います。
海外ブランドにありがちな甘ったるさや中身の舌触りの悪さなんて全く無縁。
日本人らしい繊細な味わいと食感は、フランス人が虜になったのもうなずけるかもです。

スイーツ情報
　　◆季節の花チョコレート：ちゅーりっぷ、すみれ、うめ、あやめ、ふりーじあ、ばら
　　◆価格：各315円
　　◆であった日：2008/01/07　今回購入日：2009/01/17

マダムセツコ情報
　　◆購入場所：日本橋三越　地下1階
　　◆ＨＰ：http://www.setsuko.co.jp/japanese/index.html

おまけ　チョコ以外のスイーツ
　　◆香旬果：求肥でホワイトガナッシュ、季節の果物を包んだ期間限定スイーツ

春はいちごです。いちごの酸味とホワイトガナッシュの甘みが絶妙！